パッケージ/ダウンロード通常版
2023年8月発売予定!
DLsiteがるまに
FANZA
パッケージ特装版
ステラワース様で6月25日までご予約受付中です!
・本編パッケージ
・特製スリーブケース
・フルカラー冊子
・主題歌DLコード
豪華特典付きの限定生産ですので、お見逃しなく!
ステラワース様ご予約ページ
ストーリー
キャラクター
サンプルボイス
サンプルボイス
概要
「月の女、河の天使、神めくとき。」は、
女性主人公・ひだりの一人称で進行する、
現代日本を舞台にした18禁ノベルゲームです。
病気で孤独な女の悩み、
生まれて初めての理解者たる青年との恋、
その破滅の末に生まれる神性を覗きたい方におすすめです。
サンプルCG
【ひだり】
「んくぅ……そ、そこで止まられるのも、ちょっと、苦しいんだけどっ……!」
【ミギ】
「あは、ごめん……ひだりじゃなくて……俺が俺を焦らしてる。もうちょっと、入れる前の感じを楽しみたくて」
【ひだり】
「そんな……はぁっ、あ……あ……」
ごく浅く、浅く。
わずかな出し入れ。
私の芯が。
私というものが……ゆるくほころんでいく感覚がある。
【ミギ】
「焦らしタイムで、もっと野暮なこと訊いちゃうんだけど……ひだりみたいな子って、結構、凄絶な処女卒業をしてる傾向がある気がして」
【ひだり】
「え……?」
【ミギ】
「子供の頃にヤラれたとか、友達と思ってた男に無理矢理とか……学生時代に援交したとか」
【ひだり】
「……あはっ」
ミギの発想に、ちょっと笑ってしまった。
【ひだり】
「ん……ミギ、コントロールされすぎ。私の服とか、髪型に」
【ミギ】
「……ほう?」
【ひだり】
「私、全然普通に初経験したよ……げ……ば、バイト先で知り合った男と……はぁっ、あ……」
一瞬。
ほんの一瞬。
ミギの想像とは違うところから、トラウマを思い返しそうになって。
私は、慌てて嘘をついた。
普通の、つまらない初経験というのは本当だけれども。
【ひだり】
「なんか……ブスでもブタでも、頭の病気でも、セックスはできるんだなって……そこは容姿とか立場じゃなくって、生きざまの問題なんだ~って……思った……んんっ!」
さらに。
もうちょっと、たぶん数センチだけ。
ミギが、深く入ってきた。
【ミギ】
「それで……ん、このでっかいのを、揉まれたりしたんだ」
【ひだり】
「あは……はぁっ、それは……うん……その……残念?」
私が、処女じゃなくて。
【ミギ】
「いや、どっちでもいい。あんまり重要じゃないと思う」
【ひだり】
「んっ……そ、そう、答えるしか、ないよね」
【ひだり】
「ミギとのセックスはすごく気持ちいいっ……なんかすごく、合う……演技とか、そういうのしなくていいなって……あぁっ!」
【ミギ】
「……っ、だめ、演技して」
【ひだり】
「えっ……?」
【ミギ】
「ひだりの演技が見てみたい」
ミギが突然獰猛になる。
美しい顔に不釣り合いな舌舐めずりをして、私のことをじっと見た。
【ミギ】
「そうだな…………」
【ミギ】
「――死体」
死体?
こんな情熱的な行為の最中にはそぐわない、冷たい単語だった。
でもミギは、それを興奮した様子で口にする。
【ミギ】
「死体になって。ここは舞台で、ひだりは今、俺に殺されてる死体」
【ひだり】
「あっ……ふ、黙ってろってこと……?」
【ミギ】
「違う、死体の気持ちで……またいつもみたいに、面白いことを言ってほしい……!」
【ひだり】
「……っ、あはっ、それ、ンッ……こういうことしてるときに……お願いする?」
【ミギ】
「こういうときだからこそ……見えるものもあるんじゃないかって……んっ……お願い、ひだり、ほらっ!」
【ひだり】
「ああっ……!」
ずんっ、と、奥の奥が揺らされる。
その甘い刺激に悶えながら、必死で考える。
たぐり寄せる。
脳の暗いところに潜んでいるもの。
私が他人に見せびらかしたくて、
でも他人はそんなことを望んでいなくて、
出したが最後、才能のない者の勘違いだと嗤われること。
それを……ミギの前なら出すのが恥ずかしくない。
ミギが私の手を取った。
腰に手を回して、優しく抱いてくれる。
【ミギ】
「ひだり……君を誰よりも先に見つけられてよかった」
【ミギ】
「君に寄り添えるのが俺だけでよかった」
【ミギ】
「君は俺に見つけてもらうために、今まで誰にも見いだされないでいてくれたんだ」
【ひだり】
「ミギ……」
【ミギ】
「ひだり、愛してる。君は才能溢れる神様だ」
【ひだり】
「んっ……」
踊る。
回る。
ふたりで。
同じ鍵を持つ者同士で。
それでも扉を開けようとは思わない。
扉の近くで踊るだけ。
今、私の開きかけは、ミギが閉じてくれた。
【ひだり】
「ミギ……どうしてそんなに、私のほしい言葉をくれるの」
【ミギ】
「ひだりは本当に神様だから。俺にとって」
【ひだり】
「でも……ミギ以外誰もそう言ってくれない」
【ミギ】
「そのくらいがいい。神には大きさがあって、大きくなればなるほど人の祈りとか、恨みとかを集めて弱くなっていく」
【ひだり】
「弱く……?」
【ミギ】
「神性って、たぶん見つけた人がただひとりのときが一番鋭い。ナイフみたいに。今のひだりみたいに」
【ひだり】
「ミギのために、私は鋭い?」
【ミギ】
「うん。……それに、ひだりが大きな神になって、たくさんの人に認められる世界は、結局、ひだりにとって幸福じゃない気がする」
【ひだり】
「それは、……そうだね」
【ひだり】
「私、結局認められたくないんだ」
【ひだり】
「否定していてほしいんだ。私っていう存在を」
【ひだり】
「勝ちたくないのかもしれない」
【ひだり】
「なんだろ……ミギがいるからそう思えるのかな?」
【ミギ】
「……」
【ひだり】
「ミギがいてくれさえすればいいや、みたいに。同じ鍵を持ってる人がいてくれたからもうそれでいいやって」
【ミギ】
「……そっか」
【ひだり】
「あっ……」
ミギが踊る私を引き留める。
強く抱きしめた。
そのままゆっくり、本当に自然な仕草で服を脱がしにかかった。
スペック
タイトル:月の女、河の天使、神めくとき。
ハッシュタグ:#めくとき
年齢制限:18禁
ジャンル:ノベルゲーム
プレイ時間:2時間ほど
エンジン:Light.VN
発売日:2023年8月
価格:1500円
メディア:DVD-ROM
物語の序盤と、Hシーンのサンプルをご覧いただけます。
起動方法
■起動方法(パッケージ版)
ディスク内の「mekutoki_master」フォルダを丸ごと
お使いのPCの任意の場所にコピーし、
フォルダ内の「LightApp.exe」を起動してください。
ディスク内で直接起動してしまうとエラーが発生します!
■トラブルシューティング(ダウンロード版)
・起動直後にエラーが出て強制終了する
データの解凍に失敗している可能性があります。
一度解凍済みフォルダを削除の上、再度解凍をお試しください。